治療方法について│両国あしのクリニック

当院の考え方

静脈瘤の症状やタイプにより概ねの治療方針は決まりますが、治療方針決定に際しては、患者様の静脈瘤治療に対する希望を伺い、担当医と十分に相談のうえ、患者様ご自身が治療方法を選択できる環境を提供するように取り組んでいます。

治療方法:1.手術療法:当院では日帰り手術です!

種類 レーザー手術、ストリッピング手術、高位結さつ(切離)手術、静脈瘤切除術
適応 伏在静脈系静脈瘤や、不全穿通枝(不全交通枝)に伴う静脈瘤
麻酔 局所麻酔と静脈麻酔 当院では局所麻酔の中でも、 低濃度浸潤麻酔(TLA麻酔)を用いているため、従来入院でしか行うことが出来なかった手術も、治療の質を落とさず、日帰り手術を行うことが出来ています。
麻酔

TLA麻酔(通常の局所麻酔薬を10分の1希釈にしたもの)と静脈麻酔との併用です。

手術時間

30分程度
※同時に瘤(こぶ)を取る処置を行った場合は1時間程度

手術方法

手術前 ストリッピング手術
超音波を用いて悪くなった静脈のマーキングを行います。
手術 麻酔後、悪くなった静脈にレーザーファイバーを挿入し、レーザーで静脈の内側を熱で焼き閉鎖させてしまう治療です。
手術は両足いっぺんには行いません。片足ずつ手術予約をお取りします。
必要時、同時に瘤(こぶ)を取る処置(静脈瘤切除術)を行います。レーザー手術ELVeSレーザー1470
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手術後 弾性包帯を巻いて圧迫し、手術後すぐに歩いて帰宅できます。
通常の日常生活は送っていただいて構いません。翌日から弾性ストッキングを着用し、仕事(デスクワーク・軽作業)は可能です。
翌日からシャワー、状態により2日〜1週間後より入浴が可能です。
スポーツは1〜2週間後より可能です。
手術の合併症

内出血・静脈瘤内血栓による痛み
稀なもので深部静脈血栓症

特徴

レーザーのみの手術で瘤切除を行わない場合、ストリッピング手術と違い傷口ができず、針を刺すだけで処置が可能であり、血管を引き抜くこともないので、低侵襲(体に負担の少ない)な治療法です。
平成23年よりレーザー治療が健康保険適用となりました。薬事承認されたELVeSレーザーを用いて日本静脈学会血管内レーザー焼灼術実施管理委員会が認定するレーザー実施医が手術を行った場合に保険診療が可能となります。
当院には許可を受けたレーザー治療専門医が在籍し、また、レーザー実施施設の認可も合わせて取得しています。

麻酔

TLA麻酔(通常の局所麻酔薬を10分の1希釈にしたもの)と静脈麻酔との併用です。

手術時間

30分~1時間

手術方法
手術前 ストリッピング手術
超音波を用いて悪くなった静脈のマーキングを行います。
手術 麻酔後、数か所の皮膚切開を用いて、悪くなった静脈を取り出し、この静脈内に血管抜去用のワイヤーを通し、血管とワイヤーを結びワイヤーごと血管を抜き取ります。
手術後 弾性包帯または弾性ストッキングで圧迫し手術後は歩いて帰宅できます。
翌日から仕事(デスクワーク・軽作業)は可能です。
スポーツは1~2週間目より可能です。
手術の合併症

創部出血、皮下出血、皮下血腫、静脈瘤内血栓症による痛み、まれなものとして神経障害、深部静脈血栓症、動静脈損傷など

特徴

当院で行っているストリッピング手術は内翻ストリッピング法(抜き取る血管を裏返しにして抜去する方法)を用いているため、周囲組織に優しい(負担の少ない)手術で、神経障害や術後の内出血が少ない特徴があります。

ストリッピング手術ストリッピング手術
麻酔

局所麻酔

手術時間

約30分程度です。

手術方法
手術前 超音波で悪くなった血管の縛る部分をマーキングします。
手術 悪くなった部分に局所麻酔を行い、血管を縛って切り離します。
手術後 弾性包帯または弾性ストッキングで圧迫し手術後は歩いて帰宅できます。
翌日から仕事(デスクワーク・軽作業)は可能です。
スポーツは1~2週間目より可能です。
手術の合併症

創部出血、皮下出血、皮下血腫、静脈瘤内血栓症による痛み、まれなものとして神経障害、深部静脈血栓症、動静脈損傷など

特徴

以前に多く行われてきた手術ですが、手術後1年~5年程度で再発することが多いため、最近ではストリッピング手術を行うことの出来ない患者様向けの姑息手術という位置づけです。

治療方法:2.硬化療法

方法 硬化剤という薬を静脈瘤に注射後、圧迫して固めて(硬化させて)治す方法です。5~10分程度で治療は終了しますが、約2~3週間の弾性ストッキング圧迫を要します。
適応 主に静脈瘤手術後の残った静脈瘤の治療として行います。また、網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤など軽症例の場合は、美容的要素が強いため、医師とご相談の上、治療を行います。
手術の合併症 合併症として、色素沈着や固めた静脈瘤の血栓化に伴う痛み、発赤、深部静脈血栓症、薬剤アレルギーなどがあります。静脈瘤内 血栓症と色素沈着を除けば比較的まれな合併症です。色素沈着は多くの患者様で最終的には消えますが、1~2年を要することが多いです。まれに残ってしまう場合もあります。

治療方法:3.圧迫療法

種類 弾性ストッキング、弾性包帯
適応 あらゆる静脈瘤の患者様
静脈瘤がある患者様は静脈瘤進行予防に、静脈瘤の無い患者様も静脈瘤の発症予防に装着をお薦めいたします。ただし、治療用の弾性ストッキングは医療用具のため、体に合ったサイズの選択やコンプレッション(圧迫)の選定がとても重要です。
選定やフィッティングにあたっては、やはり血管外科専門医やストッキングの専門知識・資格を有するストッキングコンダクターに相談することが大切です。
もしかして下肢静脈瘤?と思った方へ